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2016年11月19日土曜日

池坊いけばな【生花正風体】コオリヤナギ、リンドウ

コオリヤナギとリンドウの生花正風体。池坊生け花



コオリヤナギについて

コオリヤナギは折れにくく矯めが聞くので、自分の思う形に曲げることができます。
しっかりと曲をつけてできるだけ枝と枝の重なりを減らしましょう。
先端だけ葉を残して、根本の葉を取ってしまうと、スッキリとした印象になります。線が強調されて凛として見えるのではないでしょうか。


【生けこみ日】2016年10月1日
【花材】コオリヤナギ、リンドウ


池坊生け花教室 華道教室・ギャラリー 
展示ウィンドウにて常時、生け花を展示しております。 
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岐阜県多治見市小泉町2丁目 華道家元池坊翆雲教室 
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2016年9月11日日曜日

【生花正風体】女郎花(オミナエシ)、リンドウ

池坊いけばな:生花正風体(女郎花(オミナエシ)、リンドウ)


【生けこみ日】2016年7月23日
【花材】女郎花(オミナエシ)、リンドウ


今回のいけばなの花材は女郎花とリンドウ。生花正風体を生けるので、女郎花を真・副に、リンドウを体に遣います。


まずは花材を机に広げ、一本一本の特徴を見ていきます。植物は一本一本違う形をしています。


ひとつひとつ表情がちがう。それぞれに美しく見える生け方もちがってきます。真には真にふさわしい女郎花を選び、副には副にふさわしい女郎花を選びます。

このように一本一本が最も映えるように生けていき、一瓶を仕上げていきます。自然に生えている植物の姿も美しいのですが、いけばなは、それを切り取り、より美しく見えるように人の手を施していきます。


花をより美しく見えるように考え、いけばなを見る人も喜ぶようにお花を生けていく。このよな考えに生け花の素晴らしさを感じます。


リンドウは真の前あしらいから、体谷、体先までつながりをもたせ、一体感を出しました。

2016年6月18日土曜日

【生花正風体】雷電木、小菊


【生けこみ日】2016年4月23日
【花材】【生花正風体】雷電木、小菊

今回行けたのは池坊生花正風体です。

そして、花材は雷電木、小菊。
雷電木を真・副の役枝に、小菊を体にします。

体の菊は花を省いて、細く見せるとすっきりとキレイな生花になります。


2015年12月10日木曜日

【生花正風体】フィジア、菊|池坊生け花

【生花正風体】フィジア、菊

今回の生花正風体に遣った花材はフィジアと小菊です。

真と副に遣ったフィジアという花材。初めて見たのですが、ニュージーランドでは一般的に食される果物のようですね。

フィジア - 阿児の松原http://blog.goo.ne.jp/haihaihai_001_4/e/bb6575b75f1466686c564fbb0e3229e9

美味しそうです。どこで手に入るんでしょうか。

 

このように海外の植物も伝統的な花型に当てはめて活かす、池坊いけばなの懐の深さを感じます。

【生けこみ日】2015年11月14日 
【花材】フィジア、小菊

 

副の扱い

副は光が挿す方向に配し、太陽の光を受ける働きをしています。したがって副に遣った枝の下側に出た枝・葉は取り除きます。影の側に葉や枝が出ているのはスッキリしませんし、やや不自然ですよね。

2015年11月19日木曜日

【生花正風体】ネコヤナギ、糸菊

【生花正風体】ネコヤナギ、糸菊

素直に曲がるネコヤナギとかわいい糸菊で生花正風体生けました。


【生けこみ日】2015年11月7日 
【花材】ネコヤナギ、糸菊

 

ネコヤナギは曲げやすい花材です。しっかりと曲げて思い通りの形にしましょう。

写真で振り返ると、副が弱く短かったですね。

 

ネコヤナギの表と裏、陰と陽

どんな植物でも、日の当たる面と日の当たらない面があります。この日の当たる、当たらないで植物の色も変わってきます。

ネコヤナギの場合、日の当たる面は赤色、日の当たる面は緑色をしています。この向きに注意して、赤色の面を陽方に、緑色の面を陰方・下方になるように生けていきます。

2015年10月11日日曜日

【生花正風体】ナツハゼ、小菊

【生花正風体】ナツハゼ、小菊

季節は夏から秋に入り、夏の暑さを忘れかけたこの頃、ナツハゼと小菊で池坊生け花を生けました。

【生けこみ日】2015年10月3日 
【花材】ナツハゼ、小菊

 

今回遣ったナツハゼは山スイコギというものです。

ナツハゼの淡い緑色の葉にオレンジ色の小菊の花。秋らしい色の組み合わせで四季を現しております。

 

ナツハゼは矯めが効く花材で、しっかりと丁寧に矯めて花型の基本を忠実に再現しましょう。

差口から20cm程はまっすぐ、そこから陰方に曲げていきます。

切溜、楔矯めを駆使して思うように曲がります。

2015年9月26日土曜日

【生花正風体】コオリヤナギ、キク|枝をうまくさばく

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【生けこみ日】2015年9月19日 
【花材】コオリヤナギ、キク

柳は矯めやすいのでしっかりと曲げて線を綺麗にみせることが大切です。

今回は葉を大胆に省略して、線の美しさを見せました。

体の菊は葉を省いてボリュームを落としました。

2015年9月20日日曜日

【生花正風体】アブラツツジ、キク|生け花の難しさを再確認しました

【生花正風体】アブラツツジ、キク
【生けこみ日】2015年9月5日 
【花材】アブラツツジ、キク
この日のメインの花材は山で採ってきたアブラツツジ。
やはり存在感がありますね。
日の当たり具合によって葉の色がちがう。日がよく当たる葉は日照りで赤く色づいたり、一本の木のなかでも場所によって変化があり面白くあります。

向かい合う葉の向きは?

さて、池坊の生花では陽方(写真左側)から光が当たります(本勝手)。
したがって葉が向きあう役枝があります。
真と副、体と副、前あしらいと後ろあしらいの葉の向きは向かい合わせます。
【生花正風体】アブラツツジ、キク【葉の向き】

窓をつくらない

生け花の窓ってなんでしょうか?
ここです。
窓
下手な絵でお恥ずかしいですが、図の枝と枝とに囲まれた空間が窓です。
窓を作ってはいけません。池坊生花は綺麗にそろった水際が命です。窓ができてしまうと一列に揃った水際の美しさを損ねてしまいます。また、枝さばきをうまくこなして交差をつくらないほうがすっきりと綺麗です。

池坊生け花教室 華道教室・ギャラリー
生け花に興味がある方、いちどお問い合わせください。
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岐阜県多治見市小泉町2丁目 華道家元池坊翆雲教室
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2015年9月6日日曜日

【生花正風体】エニシダ(石化柳)、キク

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【生けこみ日】2015年8月29日
【花材】エニシダ(石化柳)、キク

今回も池坊生花正風体を二種類の花材で生けました。

エニシダの細い小枝から小菊まで流れの繋がりを意識して生けると全体的にまとまります。

流れを意識しつつ目線の注目は中心にするため、副のエニシダはあえて細いものを遣いました。

副が細いため目線も横へ逃げない思います。

 

流れ・繋がりを意識するのが重要で、体のキクも四本差し、体谷が極端に低くならないようにしてあります。

自然美を表現する正風体は全体的な繋がりを意識したいですね。

2015年7月16日木曜日

【生花正風体】夏櫨、アルストロメリア

【生花正風体】ナツハゼ、アルストロメリア

【生けこみ日】2015年7月4日
【花材】夏櫨(ナツハゼ)、アルストロメリア

生花正風体を生けました。

立花に遣えるような立派な夏櫨を師匠の先生が採ってきてくださいました。

改めて写真で見ても立派で迫力がありますね。

 

さて、生花正風体について専応口伝には「よろしき面影」という一節が記述されています。「よろしき面影」を言い換えると、「理想の姿」と意訳することもできるでしょう。生花正風体が目指すのは自然美です。間(空間)を大事にして、自然美を最大限に引き出し、「よろしき面影」を表現します。

 

真に配した立派な夏櫨ですが、枝を省いて空間を作っています。

空間を作ることで個々の枝が活きてきて「よろしき面影」に近づけたのではないでしょうか。

2015年4月6日月曜日

【生花正風体】ウリバモミジ、都忘れ 「生花の生け方と副が細い場合の対処法」

【生花正風体二種生け】ウリバモミジ、都忘れ

【生けこみ日】2015年3月28日
【花材】ウリバモミジ、都忘れ

今回は、生花正風体二種生けの稽古をつけてもらいました。

花材は、矯めが効くウリバモミジと、根締めには都忘れです。

真と副に配したウリバモミジは矯めを効かせて、美しい花形に整え、

それに、淡い紫色の花と深い緑色の葉を持つ、控えめな美しさの都忘れが相まって、質素な美しさを出せた気がします。

 

陽方と陰方と花材の向き

陽方と陰方

池坊生花(本勝手)では上図のように、陽方(日が差し込む方)が副側(左)となり、陰方(日から遠い方)が体側(右)となります。

花材を手にとってじっくり観察し、その表(陽が当たって育った側)と裏(日が当たっていない方)を見極める理由がここにあります。

陽方から日がさすので、陽方に花材を裏側に挿すのは不自然になります。

したがって、上図のように花材の表裏の向きを揃えます。

そうなると、花材の表裏向きに従って挿すと形が整わないことがあります。

それを解決するために様々な曲げる技があるので、まずは花材の向きを意識しましょう。

 

花材を曲げる

花材に曲をつけるために、いろいろな技があります。曲をつけて美しい形を出してあげましょう。

押しだめ、ねじりだめ、切りため、楔だめなど

 

副下、体下の枝は原則取り除く

花材によっては、面白い枝のつき方をしていて、副下や体下に枝が付いているかもしれません。

しかし、生花の場合は原則この副下や体下の枝は切り落とします。

生花は花形が命です。切り落としてスッキリと見せることで美しい形になります。

 

枝の話になったので、

木物には付き枝(枝分かれしている枝)が付いていることがあると思います。

つき枝は前後に矯めて、横に広げないようにすると花形が美しくなります。

 

副の枝が真とくらべて細過ぎたら、

副の枝が真と比べあまりに細過ぎたら不自然です。

このような場合は、副の前に太めの枝の胴を配して副を力づけます。

副を力づける胴

 

花無き木物に当季の花を根締めにする

今回のように、花のない木物を真と副に遣う場合、根締め(体)には当季(その季節の花)を遣います。

2014年11月22日土曜日

【生花二種生け】ネコヤナギ、キク

【生花二種生け】ネコヤナギ、キク

【生けこみ日】2014年11月8日
【花材】ネコヤナギ、キク

今回は生花二種生けを生けました。

真と副をネコヤナギ、体はキクです。

今回はネコヤナギ6本、キク2本で構成しました。

6本のネコヤナギは真と副に3本ずつ使います。

その3本の構成は真・真の前あしらい、真の後あしらいとなります。

副の場合も同様です。

【生花二種生け】ネコヤナギ、キク_説明

美しく、動きのある姿にするには、この3本の長さが重要で、各々違う長さにします(写真の黄色とオレンジ色の丸印)

また、真のあしらいの2本は、真と途中まで重なるようにします(写真赤色の部分)。

最後に、体のキクの花が左右に広がりすぎていたら、両端の花を省いて縦に映えるようにします。

2014年9月6日土曜日

【生花二種生け】石化柳、リンドウ

【生花二種生け】石化柳、リンドウ

【生けこみ日】2014年8月23日
【花材】石化柳、リンドウ

線の花材の石化柳を生花で生けるのは非常に勉強になります。

葉がないからごまかしが効かない。

緑と白の二色で構成され落ち着いた雰囲気と生命の躍動感を感じます。

2014年2月22日土曜日

【生花一種生け】本勝手と逆勝手|桃

【生花一種生け】桃

【生けこみ日】2014年2月15日

【花材】桃

今回は、生花「桃の一種生け」をしました。

生け花や茶道には、本勝手と逆勝手という言葉があります。

池坊生け花では、本勝手と逆勝手は次のようになっております。

本勝手と逆勝手

日本家屋の床の間の環境により、陰陽の位置が変わります。

本勝手は向かって左が陽、右が陰ですが、逆勝手は左が陰、右が陽になります。

簡単に言えば、太陽に向かった表と裏の植物の育ち方をきちんと床の間に反映させる生け方となります。

松寿庵HPより

ということは、写真の今回生けた桃は、「本勝手」ということになります。

向かって左側からの光を受け、光の方向に向かう植物の性質を再現し、自然美を引き出してあげます。

 

もう一つ、生花は水際の美しさを表す生け方です。

水際の美しさを表すため、水際の枝は、正面から見て一直線になるようにします。

そうすると、しまって見え、美しく見えます。

【生花一種生け】桃 横から