コオリヤナギについて
【花材】コオリヤナギ、リンドウ
池坊生け花教室 華道教室・ギャラリー
展示ウィンドウにて常時、生け花を展示しております。
お近くにお越しの際はぜひご覧ください。
507-0073
岐阜県多治見市小泉町2丁目 華道家元池坊翆雲教室
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池坊いけばなの先生である祖父を目標にお花を生ける孫のブログです. 岐阜県多治見市小泉町 ウィンドウディスプレイに常時お花を飾っています。ぜひご覧ください。【華道教室】
今回の生花正風体に遣った花材はフィジアと小菊です。
真と副に遣ったフィジアという花材。初めて見たのですが、ニュージーランドでは一般的に食される果物のようですね。
フィジア - 阿児の松原http://blog.goo.ne.jp/haihaihai_001_4/e/bb6575b75f1466686c564fbb0e3229e9
美味しそうです。どこで手に入るんでしょうか。
このように海外の植物も伝統的な花型に当てはめて活かす、池坊いけばなの懐の深さを感じます。
【生けこみ日】2015年11月14日
【花材】フィジア、小菊
副は光が挿す方向に配し、太陽の光を受ける働きをしています。したがって副に遣った枝の下側に出た枝・葉は取り除きます。影の側に葉や枝が出ているのはスッキリしませんし、やや不自然ですよね。
素直に曲がるネコヤナギとかわいい糸菊で生花正風体生けました。
【生けこみ日】2015年11月7日
【花材】ネコヤナギ、糸菊
ネコヤナギは曲げやすい花材です。しっかりと曲げて思い通りの形にしましょう。
写真で振り返ると、副が弱く短かったですね。
どんな植物でも、日の当たる面と日の当たらない面があります。この日の当たる、当たらないで植物の色も変わってきます。
ネコヤナギの場合、日の当たる面は赤色、日の当たる面は緑色をしています。この向きに注意して、赤色の面を陽方に、緑色の面を陰方・下方になるように生けていきます。
季節は夏から秋に入り、夏の暑さを忘れかけたこの頃、ナツハゼと小菊で池坊生け花を生けました。
【生けこみ日】2015年10月3日
【花材】ナツハゼ、小菊
今回遣ったナツハゼは山スイコギというものです。
ナツハゼの淡い緑色の葉にオレンジ色の小菊の花。秋らしい色の組み合わせで四季を現しております。
ナツハゼは矯めが効く花材で、しっかりと丁寧に矯めて花型の基本を忠実に再現しましょう。
差口から20cm程はまっすぐ、そこから陰方に曲げていきます。
切溜、楔矯めを駆使して思うように曲がります。
【生けこみ日】2015年9月19日
【花材】コオリヤナギ、キク
柳は矯めやすいのでしっかりと曲げて線を綺麗にみせることが大切です。
今回は葉を大胆に省略して、線の美しさを見せました。
体の菊は葉を省いてボリュームを落としました。
【生けこみ日】2015年8月29日
【花材】エニシダ(石化柳)、キク
今回も池坊生花正風体を二種類の花材で生けました。
エニシダの細い小枝から小菊まで流れの繋がりを意識して生けると全体的にまとまります。
流れを意識しつつ目線の注目は中心にするため、副のエニシダはあえて細いものを遣いました。
副が細いため目線も横へ逃げない思います。
流れ・繋がりを意識するのが重要で、体のキクも四本差し、体谷が極端に低くならないようにしてあります。
自然美を表現する正風体は全体的な繋がりを意識したいですね。
【生けこみ日】2015年7月4日
【花材】夏櫨(ナツハゼ)、アルストロメリア
生花正風体を生けました。
立花に遣えるような立派な夏櫨を師匠の先生が採ってきてくださいました。
改めて写真で見ても立派で迫力がありますね。
さて、生花正風体について専応口伝には「よろしき面影」という一節が記述されています。「よろしき面影」を言い換えると、「理想の姿」と意訳することもできるでしょう。生花正風体が目指すのは自然美です。間(空間)を大事にして、自然美を最大限に引き出し、「よろしき面影」を表現します。
真に配した立派な夏櫨ですが、枝を省いて空間を作っています。
空間を作ることで個々の枝が活きてきて「よろしき面影」に近づけたのではないでしょうか。
【生けこみ日】2015年3月28日
【花材】ウリバモミジ、都忘れ
今回は、生花正風体二種生けの稽古をつけてもらいました。
花材は、矯めが効くウリバモミジと、根締めには都忘れです。
真と副に配したウリバモミジは矯めを効かせて、美しい花形に整え、
それに、淡い紫色の花と深い緑色の葉を持つ、控えめな美しさの都忘れが相まって、質素な美しさを出せた気がします。
池坊生花(本勝手)では上図のように、陽方(日が差し込む方)が副側(左)となり、陰方(日から遠い方)が体側(右)となります。
花材を手にとってじっくり観察し、その表(陽が当たって育った側)と裏(日が当たっていない方)を見極める理由がここにあります。
陽方から日がさすので、陽方に花材を裏側に挿すのは不自然になります。
したがって、上図のように花材の表裏の向きを揃えます。
そうなると、花材の表裏向きに従って挿すと形が整わないことがあります。
それを解決するために様々な曲げる技があるので、まずは花材の向きを意識しましょう。
花材に曲をつけるために、いろいろな技があります。曲をつけて美しい形を出してあげましょう。
押しだめ、ねじりだめ、切りため、楔だめなど
花材によっては、面白い枝のつき方をしていて、副下や体下に枝が付いているかもしれません。
しかし、生花の場合は原則この副下や体下の枝は切り落とします。
生花は花形が命です。切り落としてスッキリと見せることで美しい形になります。
木物には付き枝(枝分かれしている枝)が付いていることがあると思います。
つき枝は前後に矯めて、横に広げないようにすると花形が美しくなります。
副の枝が真と比べあまりに細過ぎたら不自然です。
このような場合は、副の前に太めの枝の胴を配して副を力づけます。
今回のように、花のない木物を真と副に遣う場合、根締め(体)には当季(その季節の花)を遣います。
【生けこみ日】2014年11月8日
【花材】ネコヤナギ、キク
今回は生花二種生けを生けました。
真と副をネコヤナギ、体はキクです。
今回はネコヤナギ6本、キク2本で構成しました。
6本のネコヤナギは真と副に3本ずつ使います。
その3本の構成は真・真の前あしらい、真の後あしらいとなります。
副の場合も同様です。
美しく、動きのある姿にするには、この3本の長さが重要で、各々違う長さにします(写真の黄色とオレンジ色の丸印)
また、真のあしらいの2本は、真と途中まで重なるようにします(写真赤色の部分)。
最後に、体のキクの花が左右に広がりすぎていたら、両端の花を省いて縦に映えるようにします。
【生けこみ日】2014年8月23日
【花材】石化柳、リンドウ
線の花材の石化柳を生花で生けるのは非常に勉強になります。
葉がないからごまかしが効かない。
緑と白の二色で構成され落ち着いた雰囲気と生命の躍動感を感じます。
【生けこみ日】2014年2月15日
【花材】桃
今回は、生花「桃の一種生け」をしました。
生け花や茶道には、本勝手と逆勝手という言葉があります。
池坊生け花では、本勝手と逆勝手は次のようになっております。
本勝手と逆勝手
日本家屋の床の間の環境により、陰陽の位置が変わります。
本勝手は向かって左が陽、右が陰ですが、逆勝手は左が陰、右が陽になります。
簡単に言えば、太陽に向かった表と裏の植物の育ち方をきちんと床の間に反映させる生け方となります。
ということは、写真の今回生けた桃は、「本勝手」ということになります。
向かって左側からの光を受け、光の方向に向かう植物の性質を再現し、自然美を引き出してあげます。
もう一つ、生花は水際の美しさを表す生け方です。
水際の美しさを表すため、水際の枝は、正面から見て一直線になるようにします。
そうすると、しまって見え、美しく見えます。