池坊いけばなの先生である祖父を目標にお花を生ける孫のブログです. 岐阜県多治見市小泉町 ウィンドウディスプレイに常時お花を飾っています。ぜひご覧ください。【華道教室】
2016年11月5日土曜日
【生花新風体】石化柳、ユキヤナギ、菊
今回は生花新風体3種生けでした。
石化柳は一つ一つ形がちがっています。その個性を活かして生けました。
石化柳の力強さが出ているでしょうか。
ユキヤナギと菊で石化柳の力強さを引き出しています。
【生けこみ日】2016年9月3日
【花材】石化柳(エニシダ)、菊、ユキヤナギ
2015年10月3日土曜日
【生花正風体三種混ぜ生け】秋らしく、でも楽しげな生け花|ユキヤナギ、フウセントウワタ、クジャクソウ
ユキヤナギ、フウセントウワタ、クジャクソウで秋らしくも、楽しげな池坊生花正風体三種生けを生けました。
【生けこみ日】2015年9月26日
【花材】ユキヤナギ、フウセントウワタ、クジャクソウ(孔雀草)
ユキヤナギを外側に、フウセントウワタを内側にして、ユキヤナギでフウセントウワタを囲むようにしました。
まとまりがでましたね。
手直しで、フウセントウワタの実を減らし、すっきりとした印象になりました。
体の白い小さな花の孔雀草が優しく足元を引き締めます。
季節の変わり目をいけばなで感じるのはとても日本的でいいですよね。
2015年2月14日土曜日
【盛花】ユキヤナギ、アネモネ、ラッパ水仙
【生けこみ日】2015年2月7日
【花材】ユキヤナギ、アネモネ、ラッパ水仙、菜の花、玉シダ
今回は盛花を生けました。
立春を迎え、暦の上では春になりましたが、岐阜県多治見市はまだまだ寒い日が続きます。
今回の生け花は明るい色の花材、春の花材の菜の花を取り揃えて、花や枝の向きもいろいろな方向に向けて楽しさを出し、暖かい春の陽気を待ちわびるような雰囲気を出しました。
ラッパ水仙は自然に生えている雰囲気を出すため、2本を隣り合わせて遣い、高さと向きに変化をつけて面白さを出しました。
池坊生け花教室 華道教室・ギャラリー
展示ウィンドウにて常時、生け花を展示しております。
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507-0073
岐阜県多治見市小泉町2丁目 華道家元池坊翆雲教室
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2015年2月7日土曜日
【生花新風体】ユキヤナギ、ゼンマイ、チューリップ
【生けこみ日】2015年1月31日
【花材】ユキヤナギ、ゼンマイ、チューリップ
今回は生花新風体を3種の花材で生けました。
1月の終わりだというのに、もうチューリップが出ていました。温室を使った栽培技術の進歩には眼を見張るものがありますが、季節の移り変わりを楽しむ池坊生け花にとっては、季節感の欠如は寂しくもあります。
さて、今回の花材はユキヤナギ、ゼンマイ、チューリップの3種類です。
今回はゼンマイを主役に決め、ユキヤナギとチューリップは主役を引き立てる役に遣いました。
まっすぐに生える3本のゼンマイ。
それを引き立てるための背景としての後方のユキヤナギ。
ゼンマイの高さを強調するための低めの副のユキヤナギ
低く可憐に隣り合わせて咲く2本のチューリップ。
3種それぞれの良さを活かせた花型になったのではないでしょうか。
2014年9月20日土曜日
【生花新風体三種】石化柳、リンドウ、ユキヤナギ
【生けこみ日】2014年9月6日
【花材】石化柳、ユキヤナギ、リンドウ
今回は花材の状態(曲がり具合、葉の向き)を考えた末、正風体を諦めて新風体で生けました。
なので、正風体に近い形の新風体に仕上がりました。
出会った花材の状態をみて、最も映える形を導く思考力の必要性を深く感じました。
反省点は、ユキヤナギの葉をもっと大胆に省いて、スッキリとした線を強調したほうが良かったかもしれなかったところです。