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2018年4月10日火曜日

【生花正風体三種生け】花菖蒲、沙羅双樹、芍薬

花菖蒲に沙羅双樹、芍薬で初夏の季節のいけばなをいけました。

池坊の生花は真(しん)・副(そえ)・体(たい)の3つの役枝があります。
今回はこのように生けました。
真・・・花菖蒲
副・・・沙羅双樹
体・・・芍薬

真の花菖蒲は三本とも高さに差をつけるように、
体の芍薬は体先を葉で表しています。

初夏の爽やかさを表現しました。

池坊生け花教室 華道教室・ギャラリー 
展示ウィンドウにて常時、生け花を展示しております。 
お近くにお越しの際はぜひご覧ください。 
507-0073 
岐阜県多治見市小泉町2丁目 華道家元池坊翆雲教室 
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2016年7月16日土曜日

【生花正風体】花菖蒲一種生け


【生けこみ日】2016年5月7日
【花材】【生花正風体】花菖蒲(はなしょうぶ)

今回生けたのは花菖蒲、池坊生花正風体で生けました。
花菖蒲のシュッとした凛とした雰囲気、いいですね。


生ける際のポイントの一つは花の向きに注意が必要です。

花の向きは額が覆っている方を正面に向ける



体にも注意が必要です。体に遣う3枚の葉は、真ん中の葉を高くします。カキツバタの場合は真ん中の葉は低くなります。
池坊いけばなは自然の出生を大切にし、自然の美しさを人の手を加えてより良くみえるようにします。ですから出生は極めて重要になります。

ちなみに出生について書いた記事はこちら
【生花】花の出生を大切に|アマリリス【一種生け】 ~ 生活の中に花を|岐阜県多治見市池坊いけばな稽古日記(生け花教室・華道教室) http://ikebana-suiun.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html

2015年5月9日土曜日

【生花一種生け】花菖蒲 生け方

【生花】花菖蒲

【生けこみ日】2015年5月2日
【花材】花菖蒲(はなしょうぶ)

 

4月の長雨の後は気候が良くなり、暑さを感じる日も多くなってきました。

そんな時は生け花から涼を感じたいものですよね。

 

今回は、花菖蒲の生花一種生けを生けました。

2本の花が真直ぐ伸び、凛とした姿が美しい花ですね。

 

葉の長さや重ならないように捌くと整然として美しく仕上がります。

花菖蒲の生花は生け方が決まっています。

 

花菖蒲の生け方

花菖蒲の生け方

葉の組み方は上図のようになるのですが、生花ですので、光は陽方から入ってくることになります。従って、葉の表面を花に向けて生けてやります。

葉の表裏の向きは、葉脈が膨らんでいる方が裏となります。

 

葉の組み方も上図のようになるのですが、生花ですので、光は陽方から入ってくることになります。従って、葉の表面を花に向けて生けてやります。

 

葉先には爪が付いています。爪の向きを向きあわせて葉組みを組んであげます。

 

最後に、生け終わったら正面から見て葉の重なりがないか確認しましょう。重なりを極力なくして葉をさばくと美しく見えます。

2014年5月30日金曜日

【生花一種生け】花菖蒲(ハナショウブ)

【生花】花菖蒲

【生けこみ日】2014年5月3日

【花材】花菖蒲

生花一種生け花菖蒲を生けました。

杜若と花菖蒲は形が似ていますが、葉組(葉の組み方)が異なります。