【生けこみ日】2015年7月4日
【花材】夏櫨(ナツハゼ)、アルストロメリア
生花正風体を生けました。
立花に遣えるような立派な夏櫨を師匠の先生が採ってきてくださいました。
改めて写真で見ても立派で迫力がありますね。
さて、生花正風体について専応口伝には「よろしき面影」という一節が記述されています。「よろしき面影」を言い換えると、「理想の姿」と意訳することもできるでしょう。生花正風体が目指すのは自然美です。間(空間)を大事にして、自然美を最大限に引き出し、「よろしき面影」を表現します。
真に配した立派な夏櫨ですが、枝を省いて空間を作っています。
空間を作ることで個々の枝が活きてきて「よろしき面影」に近づけたのではないでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿