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2017年3月26日日曜日

【生花正風体】レンギョウ、ハラン、チューリップ

生け花:【生花正風体】レンギョウ、ハラン、チューリップ

【生花正風体】レンギョウ、ハラン、チューリップ

生花正風体三種生けで生けました。写真だと、レンギョウの黄色いお花がまだ咲いてないので、上部が寂しい感じですね。

真はレンギョウ(連翹)

真・真の前あしらい・真の後あしらいにレンギョウを挿しました。
レンギョウの枝は中空になっています。矯めにくい(曲げにくい)ので、折らないように注意です。粘りがきかずポキっと折れてしまします。
面白い形のレンギョウが手に入ったら、新風体にしてもいいかもしれません。今回は余り曲がっていないレンギョウなので生花正風体で生けました。

副と体奥にハラン(葉蘭)

ハラン二枚は副と体奥に遣いました。

体にはチューリップ

立派なチューリップが手に入って良かったです。長さもあり、茎も葉もしっかりとしています。体先に葉を挿します。
今回は三種生けで遣いましたが、チューリップの一種生けにもできるくらいでした。

【生けこみ日】2017年2月4日
【花材】レンギョウ、ハラン、チューリップ




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2015年5月2日土曜日

【生花新風体】イクシア、ハラン、ゴット

【生花新風体】イキシャ、ハラン、ゴット

【生けこみ日】2015年4月25日
【花材】イクシア(イキシア)、ハラン、ゴット

今回は、生花新風体三種生けを生けました。

 

イクシアの真っ直ぐな線を活かしたくて、派手な花材は用いませんでした。

イクシアの線を、ハランの大きな面、ゴットの小さな面が引き立てているはずです。

花器も縦長の濃い色のものにしてみました。

 

生花新風体の生け方

さて、今回は生花新風体を生けましたが、決まりのないように見える新風体も美しく生けるために決まりごとがあります。

  1. 生花新風体といえども、「生花」ですので、花材の種類は1~3種までとします。
  2. 生花は水際の美しさが命です。これは新風体であっても変わりありません。美しい揃った水際に仕上げます。
  3. あとは見せたい部分を決めて、強弱をつけて生けましょう!

2015年4月11日土曜日

【生花正風体三種生け】ウリバモミジ、ハラン、キク 「生花初心者のための解説」

【生花正風体三種生け】ウリバモミジ、ハラン、キク

【生けこみ日】2015年4月4日
【花材】ウリバモミジ(真)、アサヒハラン(副)、キク(体)

今回は、生花正風体三種生けを生けました。

 

真には、溜めが効き曲げやすいウリバモミジ、

副には、稽古花としてよく用いられ、矯めが効くハラン、

体には、キクを用いました。

 

正風体なので、花形の花律を守って、花形の美しさを出してあげます。

花律と花形についてはこちらの記事を御覧ください

【生花正風体二種生け】ネコヤナギ、菊【自分の稽古】 ~ 生活の中に花を|池坊いけばな稽古日記

 

正風体では、副側から光が差し込む様に生けてあげます。

枝や葉をよく観察して、葉の向き、日に焼け方から、どちらから光が当たって育ったのかを観察しましょう。

そして、その向きを副側にしてあげましょう。

詳しくはこちらを御覧ください。

【生花正風体】ウリバモミジ、都忘れ 「生花の生け方と副が細い場合の対処法」 ~ 生活の中に花を|池坊いけばな稽古日記

 

このように行けると、花形が整いませんから、しっかりと様々な技術をつかって花材を曲げてやります。

折れないように辛抱強く曲をつけてあげて美しい花形を表現します。

 

ちなみに、今回遣ったハランは稽古花であり、陰の花と呼ばれています。

陰の花は祝いの席には生けられませんので注意しましょう。