池坊の生花は真(しん)・副(そえ)・体(たい)の3つの役枝があります。
今回はこのように生けました。
真・・・花菖蒲
副・・・沙羅双樹
体・・・芍薬
真の花菖蒲は三本とも高さに差をつけるように、
体の芍薬は体先を葉で表しています。
初夏の爽やかさを表現しました。
岐阜県多治見市小泉町2丁目 華道家元池坊翆雲教室
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池坊いけばなの先生である祖父を目標にお花を生ける孫のブログです. 岐阜県多治見市小泉町 ウィンドウディスプレイに常時お花を飾っています。ぜひご覧ください。【華道教室】
ユキヤナギ、フウセントウワタ、クジャクソウで秋らしくも、楽しげな池坊生花正風体三種生けを生けました。
【生けこみ日】2015年9月26日
【花材】ユキヤナギ、フウセントウワタ、クジャクソウ(孔雀草)
ユキヤナギを外側に、フウセントウワタを内側にして、ユキヤナギでフウセントウワタを囲むようにしました。
まとまりがでましたね。
手直しで、フウセントウワタの実を減らし、すっきりとした印象になりました。
体の白い小さな花の孔雀草が優しく足元を引き締めます。
季節の変わり目をいけばなで感じるのはとても日本的でいいですよね。
【生けこみ日】2015年8月22日
【花材】セローム、ケイトウ、パンパスグラス
今回は池坊生花新風体を稽古しました。
新風体と言いつつ自由花のような見た目ですが、新風体として生けました。
花材は「大きな面」「濃い緑色」が特徴のセローム、「柔らかい色」「ふわっとした穂」を持つパンパスグラス、「真っ赤な花が美しい」ケイトウです。
さて、この三種の花材を生け花で美しく輝くように生けていきましょう。
今回は、セロームを一枚高く、もう一枚を裏面を見せるようにして背景としました。
セロームの前にパンパスグラスを配し、その前に赤いケイトウを置く。ケイトウの赤色がより良く見えます。
左側の大きなセロームの葉の下は、大胆に空間を開けて、粗と密のメリハリを付けました。
面白い作品に仕上がったのではないでしょうか。
【生けこみ日】2015年8月8日
【花材】パンパスグラス、ソケイ(素馨)、リンドウ(竜胆)
今回も池坊生花正風体を稽古しました。
この日、真に用いたのはパンパスグラスという花材。
パンパスグラスの生け方は、まず穂を皮の中から出して上げる必要があります。
一枚一枚丁寧に外側から切り取り、中の穂を出してあげます。
この時、穂を出したい大きさによって皮を取り外す位置を上下変えてください。
お盆目前の暑い日が続く中の稽古日、花材の色は落ち着いた色でまとめ、秋を感じれられる作品に仕上がりました。
体に用いたリンドウは多くの花をつけ、やや重い印象がありますが、色味が落ち着いているのであえて省かずにそのまま残しました。
副のソケイがパンパスグラスとリンドウを引き立て良く生けられたと思います。
【生けこみ日】2015年8月1日
【花材】ドウダンツツジ、ユリ、小菊
この日は前回のバラの生花の反省を活かし、夏でも日持ちのする花材で生花正風体三種生をいけました。
バラは暑さで生けた翌日にしおれたので、夏は飾るのには適しませんね。
今回は生花正風体を逆勝手で生けました。ツツジの緑が夏に映え、しばらくすれば咲くであろうユリが雰囲気を豪華にし、小菊が足元を引き締めます。
体に用いた小菊ですが、「根本を引き締める」、「全体をスリムに見せる」ために、両サイドの花を切り落としています。
改めて写真で見ると、体の小菊をもう少し陰方へ振った方が良かったですね。
【生けこみ日】2015年7月18日
【花材】雲龍柳(ウンリュウヤナギ)、タニワタリ、トルコキキョウ
少し意匠的に崩した生花正風体を生けました。
真の雲龍柳は夏の夕立時の雷を、副のタニワタリは入道雲を、体のトルコキキョウは夏の爽やかな緑に映える花を表しました。
それぞれの花材の役割がはっきりと別れていて気持ちの良いお花が生けられたと思います。
【生けこみ日】2015年6月27日
【花材】ウイキョウ、エルムルス、タニワタリ
生花新風体を生けました。
ウイキョウの線と優しく咲く花を主役にしたいと思い、他の花材はそれを引き立てるために遣いました。
高く咲くウイキョウの花、ウイキョウの線に対するタニワタリの面、根締めのエルムルスの面白さ。
色は少ないですが面白い生け花になったと思います。