のびやかさを出す
生け花にも三角構図を
展示ウィンドウにて常時、生け花を展示しております。
お近くにお越しの際はぜひご覧ください。
507-0073
岐阜県多治見市小泉町2丁目 華道家元池坊翆雲教室
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池坊いけばなの先生である祖父を目標にお花を生ける孫のブログです. 岐阜県多治見市小泉町 ウィンドウディスプレイに常時お花を飾っています。ぜひご覧ください。【華道教室】
【生けこみ日】2015年9月19日
【花材】コオリヤナギ、キク
柳は矯めやすいのでしっかりと曲げて線を綺麗にみせることが大切です。
今回は葉を大胆に省略して、線の美しさを見せました。
体の菊は葉を省いてボリュームを落としました。
【生けこみ日】2015年3月28日
【花材】ウリバモミジ、都忘れ
今回は、生花正風体二種生けの稽古をつけてもらいました。
花材は、矯めが効くウリバモミジと、根締めには都忘れです。
真と副に配したウリバモミジは矯めを効かせて、美しい花形に整え、
それに、淡い紫色の花と深い緑色の葉を持つ、控えめな美しさの都忘れが相まって、質素な美しさを出せた気がします。
池坊生花(本勝手)では上図のように、陽方(日が差し込む方)が副側(左)となり、陰方(日から遠い方)が体側(右)となります。
花材を手にとってじっくり観察し、その表(陽が当たって育った側)と裏(日が当たっていない方)を見極める理由がここにあります。
陽方から日がさすので、陽方に花材を裏側に挿すのは不自然になります。
したがって、上図のように花材の表裏の向きを揃えます。
そうなると、花材の表裏向きに従って挿すと形が整わないことがあります。
それを解決するために様々な曲げる技があるので、まずは花材の向きを意識しましょう。
花材に曲をつけるために、いろいろな技があります。曲をつけて美しい形を出してあげましょう。
押しだめ、ねじりだめ、切りため、楔だめなど
花材によっては、面白い枝のつき方をしていて、副下や体下に枝が付いているかもしれません。
しかし、生花の場合は原則この副下や体下の枝は切り落とします。
生花は花形が命です。切り落としてスッキリと見せることで美しい形になります。
木物には付き枝(枝分かれしている枝)が付いていることがあると思います。
つき枝は前後に矯めて、横に広げないようにすると花形が美しくなります。
副の枝が真と比べあまりに細過ぎたら不自然です。
このような場合は、副の前に太めの枝の胴を配して副を力づけます。
今回のように、花のない木物を真と副に遣う場合、根締め(体)には当季(その季節の花)を遣います。
【生けこみ日】2015年2月14日
【花材】ネコヤナギ、菊
今回は中津川まで稽古をつけてもらいに行ってきました。
まずは基本を身に付けるということで、生花正風体を生けました。
改めて意識させられたのが、「光の向き」と「花律」です。
光の向き
池坊の生花では、出生を表すために光の向きを意識します。
今回は本勝手なので左側から(副方)光が入ってくることになります。→陽方
ということは、真や副に遣う枝も日が当たって育った方(花の向き、色の具合)を陽方に向けることになります。
そして、陽方があればその逆の陰方もあります。これは副の反対側の体の側です。
陰方は光から遠い側なので体の上部の空間を大きく取る必要があります。
花律
華道池坊の生花には「花律」と言って、行ける花の高さが定められております。これは、花材の美しさ、自然美を最大限に引き出すために考えられたものです。
基本的な高さは以下のようになります。
【真】 真は最も高く生ける役枝です。その高さは、花器の高さの三倍とされております。水盤などの高さのない花器の場合は幅の三倍にします。そして、真の腰は高さの1/2よりやや低い位置に作ります。
【副】 副の高さは真の2/3とします。そして、副の陽方への振り出す幅は花型(真・行・草)によって変えます。今回は草の花型で、花器の幅の2倍ほどだしてやります。
【体】 体の高さは、体先(1番手前に生ける体)の高さを真の1/3とします。そして、体先は最も遅くに生えてきた新しい枝とするため、花は蕾の割合を多くします。体真は真の1/3より高く、体の谷は最も低くし、よく咲いているものを選びます。
少し気を抜くと自己流で、自分のセンスを頼りに、これらの基礎を疎かにして生けてしまいがちですが、改めて基礎の重要性を実感しました。