【生けこみ日】2016年7月23日
【花材】女郎花(オミナエシ)、リンドウ
今回のいけばなの花材は女郎花とリンドウ。生花正風体を生けるので、女郎花を真・副に、リンドウを体に遣います。
まずは花材を机に広げ、一本一本の特徴を見ていきます。植物は一本一本違う形をしています。
ひとつひとつ表情がちがう。それぞれに美しく見える生け方もちがってきます。真には真にふさわしい女郎花を選び、副には副にふさわしい女郎花を選びます。
このように一本一本が最も映えるように生けていき、一瓶を仕上げていきます。自然に生えている植物の姿も美しいのですが、いけばなは、それを切り取り、より美しく見えるように人の手を施していきます。
花をより美しく見えるように考え、いけばなを見る人も喜ぶようにお花を生けていく。このよな考えに生け花の素晴らしさを感じます。
リンドウは真の前あしらいから、体谷、体先までつながりをもたせ、一体感を出しました。
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