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岐阜県多治見市小泉町2丁目 華道家元池坊翆雲教室
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池坊いけばなの先生である祖父を目標にお花を生ける孫のブログです. 岐阜県多治見市小泉町 ウィンドウディスプレイに常時お花を飾っています。ぜひご覧ください。【華道教室】
『専応口伝』
瓶に花挿す事、古よりありと聞きつれど、それは美花のみを賞して草木の風趣をもわきまえず、たださし生けたるばかりなり。この一流は野山水辺おのづからなる姿を居上にあらはし。
【生けこみ日】2015年8月29日
【花材】エニシダ(石化柳)、キク
今回も池坊生花正風体を二種類の花材で生けました。
エニシダの細い小枝から小菊まで流れの繋がりを意識して生けると全体的にまとまります。
流れを意識しつつ目線の注目は中心にするため、副のエニシダはあえて細いものを遣いました。
副が細いため目線も横へ逃げない思います。
流れ・繋がりを意識するのが重要で、体のキクも四本差し、体谷が極端に低くならないようにしてあります。
自然美を表現する正風体は全体的な繋がりを意識したいですね。
【生けこみ日】2014年9月6日
【花材】石化柳、ユキヤナギ、リンドウ
今回は花材の状態(曲がり具合、葉の向き)を考えた末、正風体を諦めて新風体で生けました。
なので、正風体に近い形の新風体に仕上がりました。
出会った花材の状態をみて、最も映える形を導く思考力の必要性を深く感じました。
反省点は、ユキヤナギの葉をもっと大胆に省いて、スッキリとした線を強調したほうが良かったかもしれなかったところです。
【生けこみ日】2014年8月23日
【花材】石化柳、リンドウ
線の花材の石化柳を生花で生けるのは非常に勉強になります。
葉がないからごまかしが効かない。
緑と白の二色で構成され落ち着いた雰囲気と生命の躍動感を感じます。