今回は初めて目にするお花、ユーホルビアを遣った池坊生花正風体を生けました。
ユーホルビアという花材、メキシコ原産のお花でかわいい赤い小さな花をつけます。
キキョウランで真と副を作り、ユーホルビアはあしらいに配しました。
柔らかな美しさのキキョウランにかわいい赤い花のユーホルビア、体の淡い青色のデルフィニウムでやさしい生花にしあがりました。
【生けこみ日】2015年12月12日
【花材】ユーホルビア、キキョウラン、デルフィニウム
池坊いけばなの先生である祖父を目標にお花を生ける孫のブログです. 岐阜県多治見市小泉町 ウィンドウディスプレイに常時お花を飾っています。ぜひご覧ください。【華道教室】
2015年12月31日木曜日
2015年12月14日月曜日
新風体生け花で意識したいことは?【生花新風体】アレカヤシ、トルコキキョウ、ユリ
池坊生花新風体を生けました。
池坊生け花は歴史ある流派ですが、新風体は現代に合わせた花型になります。
生花新風体を生けるときに意識したいのが「明るさ」「鋭さ」「際立ち」です。
明るさ・・・未来の可能性を宿し、明日に望む生命の映発する輝き
鋭さ・・・花材の個々の生命感によって生じる緊張感、場所との緊密な適用による機能的な形が見せる鋭さ。
際立ち・・・カラフルで無機物的な材質に囲まれた中で、清浄で、艶やかな生命体が示す際立ち。
池坊専永 新風体総論より
【生けこみ日】2015年11月21日
【花材】アレカヤシ、トルコキキョウ、ユリ
アレカヤシをあしらいとして前後に配して、立体感を出しました。
大胆に男性らしく入った生花新風体ではないでしょうか。
2015年12月10日木曜日
【生花正風体】フィジア、菊|池坊生け花
今回の生花正風体に遣った花材はフィジアと小菊です。
真と副に遣ったフィジアという花材。初めて見たのですが、ニュージーランドでは一般的に食される果物のようですね。
フィジア - 阿児の松原http://blog.goo.ne.jp/haihaihai_001_4/e/bb6575b75f1466686c564fbb0e3229e9
美味しそうです。どこで手に入るんでしょうか。
このように海外の植物も伝統的な花型に当てはめて活かす、池坊いけばなの懐の深さを感じます。
【生けこみ日】2015年11月14日
【花材】フィジア、小菊
副の扱い
副は光が挿す方向に配し、太陽の光を受ける働きをしています。したがって副に遣った枝の下側に出た枝・葉は取り除きます。影の側に葉や枝が出ているのはスッキリしませんし、やや不自然ですよね。
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