【生けこみ日】2015年4月4日
【花材】ウリバモミジ(真)、アサヒハラン(副)、キク(体)
今回は、生花正風体三種生けを生けました。
真には、溜めが効き曲げやすいウリバモミジ、
副には、稽古花としてよく用いられ、矯めが効くハラン、
体には、キクを用いました。
正風体なので、花形の花律を守って、花形の美しさを出してあげます。
花律と花形についてはこちらの記事を御覧ください
【生花正風体二種生け】ネコヤナギ、菊【自分の稽古】 ~ 生活の中に花を|池坊いけばな稽古日記
正風体では、副側から光が差し込む様に生けてあげます。
枝や葉をよく観察して、葉の向き、日に焼け方から、どちらから光が当たって育ったのかを観察しましょう。
そして、その向きを副側にしてあげましょう。
詳しくはこちらを御覧ください。
【生花正風体】ウリバモミジ、都忘れ 「生花の生け方と副が細い場合の対処法」 ~ 生活の中に花を|池坊いけばな稽古日記
このように行けると、花形が整いませんから、しっかりと様々な技術をつかって花材を曲げてやります。
折れないように辛抱強く曲をつけてあげて美しい花形を表現します。
ちなみに、今回遣ったハランは稽古花であり、陰の花と呼ばれています。
陰の花は祝いの席には生けられませんので注意しましょう。
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