【生けこみ日】2015年7月18日
【花材】雲龍柳(ウンリュウヤナギ)、タニワタリ、トルコキキョウ
少し意匠的に崩した生花正風体を生けました。
真の雲龍柳は夏の夕立時の雷を、副のタニワタリは入道雲を、体のトルコキキョウは夏の爽やかな緑に映える花を表しました。
それぞれの花材の役割がはっきりと別れていて気持ちの良いお花が生けられたと思います。
池坊いけばなの先生である祖父を目標にお花を生ける孫のブログです. 岐阜県多治見市小泉町 ウィンドウディスプレイに常時お花を飾っています。ぜひご覧ください。【華道教室】
【生けこみ日】2015年7月18日
【花材】雲龍柳(ウンリュウヤナギ)、タニワタリ、トルコキキョウ
少し意匠的に崩した生花正風体を生けました。
真の雲龍柳は夏の夕立時の雷を、副のタニワタリは入道雲を、体のトルコキキョウは夏の爽やかな緑に映える花を表しました。
それぞれの花材の役割がはっきりと別れていて気持ちの良いお花が生けられたと思います。
【生けこみ日】2015年7月4日
【花材】夏櫨(ナツハゼ)、アルストロメリア
生花正風体を生けました。
立花に遣えるような立派な夏櫨を師匠の先生が採ってきてくださいました。
改めて写真で見ても立派で迫力がありますね。
さて、生花正風体について専応口伝には「よろしき面影」という一節が記述されています。「よろしき面影」を言い換えると、「理想の姿」と意訳することもできるでしょう。生花正風体が目指すのは自然美です。間(空間)を大事にして、自然美を最大限に引き出し、「よろしき面影」を表現します。
真に配した立派な夏櫨ですが、枝を省いて空間を作っています。
空間を作ることで個々の枝が活きてきて「よろしき面影」に近づけたのではないでしょうか。
【生けこみ日】2015年6月27日
【花材】ウイキョウ、エルムルス、タニワタリ
生花新風体を生けました。
ウイキョウの線と優しく咲く花を主役にしたいと思い、他の花材はそれを引き立てるために遣いました。
高く咲くウイキョウの花、ウイキョウの線に対するタニワタリの面、根締めのエルムルスの面白さ。
色は少ないですが面白い生け花になったと思います。