【生けこみ日】2014年7月5日
【花材】ヒオウギ
今回はヒオウギの生花一種生けを生けました。
今回の一種生けは5本のヒオウギを使いました。
つまり、前から順に、体・真の前足らい・真・真の後ろあしらい・副の順に生けます。
ヒオウギの茎はしっかりしていて重いので、真ん中から生けないと(真・あしらい2本を先に生ける)バランスを崩して剣山ごと倒れるので要注意。
ヒオウギは夏場でも花持ちの良い植物です。写真の花はまだつぼみですが、次第に開花しだします。咲き終わった花をとってやれば長い間鑑賞できます。
メモ
高さは高い順に、真、後ろあしらい、副、前あしらい、体の順にする。
葉には表裏があり、真から後ろ3本(真・後ろあしらい、副)を前2本(前あしらい・体)で受けるようにする。つまり、前者は葉がくぼんでいる方(表)を前面に、後者は葉が反っている方(裏)を前面にする。
これは、自然に植物が生える様を表しています。(例:レタスやキャベツは、後ろの葉と前の葉は向かい合っている)