2016年8月12日金曜日

【生花正風体】トルコキキョウ一種生け

トルコキキョウの生花正風体いけばな

【生けこみ日】2016年7月2日
【花材】トルコキキョウ

今回は生花正風体でトルコキキョウの一種生けを行いました。
トルコキキョウ、花の数が多くすごくボリュームが有ります。体の花だけは、左右に広がった花を省きました。

池坊いけばなでしかも生花正風体ですが、かなりもっさりとしたボリュームになってしまいましたが、実際の見た目は良かったのでこれはこれで良しとします。

2016年8月11日木曜日

【生花新風体】オクロレウカ、ヒマワリ、ルリ玉アザミ|いけばなにも三角構図を

オクロレウカ、ヒマワリ、ルリ玉アザミのいけばな


【生けこみ日】2016年6月25日
【花材】オクロレウカ、ヒマワリ、ルリ玉アザミ

今回は生花新風体をいけました。
いけばなの「新風体」で表現したい点は、「明るさ」、「鋭さ」、「際立ち」、「伸びやかさ」、「艶やかさ」です。
正風体に比べてモダンなお花に生けたいものです。


のびやかさを出す

のびやかな様をあらわすのはどのようにすればよいのでしょうか?
抽象的な表現でわかりにくいかもしれません。
このお花では一番高く遣ったオクロレウカを、他の花材よりひときわ高くすることによってのびやかさを出しました。新風体は遊びの感覚で生けるのが重要です。

池坊生花新風体ののびやかさ


生け花にも三角構図を

上手な写真は構図の設計が大切です。新風体いけばなも美しく仕上げるために構図を意識します。
例えば、山を見て美しいと感じるのは三角形という構図になっているからです。
今回は3本のヒマワリの花の頂点を三角形にすることで三角構図を当てはめました。ダイナミックさがやや上がります。

いけばなにも三角構図を意識する


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2016年8月7日日曜日

【くねくねのアリアムリーキの生花】【生花新風体】アリアムリーキ、バラ、オクラレウカ


【生けこみ日】2016年6月18日
【花材】アリアムリーキ、バラ、オクラレウカ

生花を三種で生けました。

今回のアリアムリーキは先端で茎が一回転しています。波打つように曲がったアリアムリーキはよく見る気がするのですが、茎が一回転したものは初めてな気がします。

どうやって育てるのか気になります。

まっすぐと伸びて、先端がクルッと一回転したアリアムリーキをすぐやかに挿し、勢い・生命力を現しました。

足元は黄色いバラで締めて整えてます。


昨年のアリアムリーキはZ型に曲がってました。

2016年8月6日土曜日

【生花正風体】アガパンサス


【生けこみ日】2016年6月11日
【花材】【生花正風体】アガパンサス一種生け

今回生けたのはアガパンサスを生花正風体で生けました。
葉7枚、花2本の計9本で生けましたが、葉9枚と花2本の計11本で生ける生け方もあります。



アガパンサスの生け方は「真・副の株」と「体の株」の2株で構成され、花は真と体に遣います。


葉の向きは、真の花の前の葉は葉裏を正面に、真の花の後ろの葉は葉表を正面に挿します。

真の花を高くして、伸びやかに花が伸びる様子を表現できるとイキイキとしたお花になります。