2014年2月19日水曜日

【生花】花の出生を大切に|アマリリス【一種生け】

【生花】アマリリス【一種生け】

【生けこみ日】2014年2月1日

【花材】アマリリス

今回は、生花「アマリリスの一種生け」をしました。

 

生花を生ける際に、まず意識しておきたいことがあります。

生花の歴史を振り返った時、最も大切にされるのは花の出生です。

出生とは、花木それぞれが本来有している性情、いわば花の個性。

これに対して、光に向かって枝葉を伸ばし、花を咲かせ、風雨など環境に応じて生育するという草木が共通してもつ性情を「自然」として、いけばなでは区別します。

生花は、草木固有の出生を尊重し、その性情にかなういけ方により、その花らしさ、草木の内に息づく生命の輝きを端的に表そうとする様式です。

出典「生け花の起源 池坊」

難しいことが書かれていますが、要するに、アマリリスの魅力を最大に引き出し、最も美しく見えるように生けるための考えだと思います。

 

生花アマリリスの生け方と日持ち

生花アマリリスの生け方

生花アマリリス

アマリリスはあまり日持ちせず、生けたアマリリスは3日ほどで、茎がたれました。

短い間だけ楽しむ植物です。

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